2008年09月10日
御徒町ドロドロ姉弟(3)
「もうひっかかるんじゃないよ!」
「うん。あ、ハイ」
しおらしい弟。
頼りになる姉さんにお金でも借りるんだろうか。
「あんたはプライドってもんをもちなさいよ!」
「オレだってあるよ!」
「ないよ!」
「姉ちゃん、オレにだってプライドあるよ!
知らないと思うけど、40万の給料から毎月4万、貯金してるんだぜ!」
威張る中年男。
「そういうのがプライドなの?!」
あきれる姉。
やけっぱちの姉は大将にからみだす。
「板さん! 焼酎! 焼酎おかわりちょうだい!」
「へい」
「あ、もう、お代はつけなくていいからさ!」
「はは、そういうわけにはいきませんよ」
「あ、そうなの? もういっぱい飲んだんだしさ、
これ以上儲けなくていいじゃないの、大将!」
「ははは(苦笑)」
笑いながらお代をつける大将。
「いいじゃないのよ、それもう書かなくていいかさ!
もら、こっちちょうだいよ!」
「ダメですよ、ははは(苦笑)」
御徒町の鮨屋はこの姉によって
場末のスナックと化してしまった。
N氏がほかの客と同様、
足早に店をあとにしたのは語るまでもない。
The End
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来週15日までお休みします。16日(火)にお会いしましょう。
投稿者 Napori Takao : 07:00