2008年06月23日

インナーワールドを体験せよ(十一)

 その週の日曜日。
 午後2時をまわっても妻は起きてこなかった。
 休日は昼まで寝ているのだが、こんなことはさすがに珍しい。
「どうした? 具合悪いのか」
 声をかけてみると、布団のなかで辛そうにしている。
「頭が痛い・……起きられないの」
「風邪?」
「違う・……二日酔いのときのような、乗り物酔いみたいな感じ」
 彼女が起きだしたのは、その日の夕方であった。
 翌日になると、異変はおさまっていた。

 ヨーコさんに聞いてみると、やはり
 妻の2回目の前世リーディングがはじまったそうである。
 N氏よりも妻の前世のほうが、「そうとうに重いカルマがあり、
 現世での生活に影響を及ぼしている」ということである。
 やがてN氏と妻の前世が郵送で送られてきた。
 そこにはさまざまなパターンの前世が記されていた。
 この内容は仮名扱いで彼女の著書に掲載した。

 長くなるのでくわしい記述は控えるが、
 「妻を自殺に追い込んだアトランティス時代の楽団員」とか、
 「弟の妻に手を出した、悪い王様」とか、N氏の過去の
 さまざまな悪行が記されていた。ましなものといえば、 
 「七千年前のエジプトで、王の歴史を編纂していた神官」くらいだろうか。
 妻の前世も「自殺ばかりしている女(入水、飛び込み)」で、
 ろくな過去ではなかった。 妻が水にもぐるのが嫌いだったのは、そのせい?

 N氏はすっかり落ち込んでしまったが、
 ヨーコさんは笑っていうのである。
 「実際に何十回、何百回も生まれ変わってれば、
 みんないっぱい悪いことしてるのよねえ~」

 不思議な出来事がふたたび起こった。
 ある日、妻が仕事の帰りに息を切らせて帰ってきた。

                 ~ 次回へ続く
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投稿者 Napori Takao : 07:00 | コメント (2)

コメント

今回のお話、面白いですね。興味津々です。ところで、今朝、夢を見たんですよ。昔いた会社で仕事中という夢なんですが、そこに「ナポリさんから内線でーす」って、電話がかかってきたんです。自分は「ナポリさんだって〜。懐かしいな〜。誰か、ナポリさんって知ってる〜?」って周りに聞くんですが、反応無し。そんで、電話に出たら、ナポリさんの声が小さくて、何言ってるかわからんのです。何度も聞き返すんですけど、ダメです。そんでまた、周りの人が聞き耳たててるもんだから、しょうがないな、と思い、電話、切っちゃった。と、いう内容でした。
そんな事もあってか、今日は頭が痛かったです。ナポリさん、沖縄の人に、自分の前世、読んでもらってるでしょ!       な〜んてね、うそうそ。

投稿者 秋太郎 : 2008年06月23日 16:55

秋太郎さんへ

コメントありがとうございます。
そうですか、このテの話はみんな引いちゃうんじゃないかなあ~
と思って、これまでちょっと書くのを控えてたんですよ。
しかし、不思議な夢ですね。なんの意味があるんでしょうね~
ヨーコさんにいわせれば、今、自分のまわりにいる人は
前世でもなんらかの関係があった人だということです。
そして、一人の前世を出すと、まわりの人にも影響があるとか。
秋太郎さんの夢や頭が痛かったのは、そのせいかも?!
まだほかにもそういう人いるかも?!

投稿者 ナポリタカオ : 2008年06月24日 10:10

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