2008年06月06日
インナーワールドを体験せよ(四)
ヨーコさんは、とてつもないことをいいはじめた。
「人類の歴史は1200万年前に始まった、と私のフーチには出るの。
どうやら人類は進化ではなく、最初から
人間としてこの地球に降ろされたのね」
「降ろされる? それは神から、ですか?」
「いえ、ほかの惑星から来たのかも」
「…………」
「宇宙船かなにかかしら、最初は13組26人の男女が地球に
降ろされたんだけど、ある意味では人類の父や母に当たる人たちね。
この地に4組、世界の他の3箇所に3組ずつ。
そして、ここに降りた1組がNさんと奥さんのペアだったようね」
「えっ?!」
唐突に! それもN氏が?!
そんな大事なことに、なんの変哲もない夫婦が?!
奥さん、とは当時いっしょに暮らしていて、現在は別れた女性である。
こういうのが大嫌いな読者の方は、もうすでに、
この内容に引きまくっているにちがいない。
しかし、N氏はこの場で引きまくるわけにはいかないのだ。
どんな取材でもとりあえず疑わず、何事も一度飲み込むのである。
疑うか、笑うかは二の次だ。でなければ、取材の内容を書けないし、
今回のように勘の鋭い人には、
取材者自身が信じていないことがわかってしまう。
そうなると、信頼関係が築けないのだ。
そんな会話のあとでヨーコさんが
セラピストになるまでの経緯を取材し、
N氏は彼女が開催する、ある教室へ向かった。
~ 次回へ続く
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土日は連休します。また月曜日にお会いしましょう。
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