2008年05月22日

オタクのA子ちゃん(1)

「よ~A子ちゃん、ひさしぶり!」
「Nさん、ひさしぶり!」
「昨日さあ、取材の帰りにひさしぶりに
 秋葉原寄ってみたらさあ、すっかり変わっちゃってびっくりしたよ」
「アキバ変わったもんね」
「変わりすぎて、なんだかオレにはしっくりこないよ」
「ワタシもこの前、アキバ行ったばっかりなのよ」

「へえ、そうなの」
「パソコン買ったときにメモリを2ギガにあげたから、そのときにはずした
 メモリをSに売りにいったのよ。たまってたのもあったから、
 全部で500MBのを6つ。そしたらさ、ひとついくらだと思う?」
「オレ、そういうのよくわかんないけど、千円くらい?
 値が下がってるから500円?」
「ううん、聞いてよ、10円よ、10円!」
「10円?!」

「全部で60円! 60円じゃ、アキバまでいく電車賃も出ないじゃない。
 だから、『なんとかなりませんか?』って聞いたのよ。
 そしたら、『今は供給過剰の状態で、値が下がってます。
 とくにこのメーカーのは多く出てますので』だって!
 見積もりが済むまで30分も待たせておいて、それかよ! って感じ」
「値がつかないのがわかってるんだから、あらかじめ、
 『お客さん、これは値がついてもせいぜい10円ですよ』くらい、
 いってくれれば、心の準備だってできるよなあ」
「そうよ、まったくもう! ああ、ごめん、
 つい私の話になっちゃった。それでそれで?」
「ん? あ、それでさ、歩いてたら、なんていうの、
 フィギア屋っていうの? あれがあったからさ、
 どんなところだろうと思って、はじめて入ってみたんだよ」
 すると、A子ちゃんは顔を輝かせた。

                 ~ To be continued
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投稿者 Napori Takao : 07:00 | コメント (0)

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