2008年04月16日
電話取材を乗り切れ(壱)
ある著者が専門書を出す場合、
知人、友人、その道(医療など)の専門家などに
寄せ書きをお願いする場合がある。
どうしても本人が書きたいという場合はべつとして、
この場合にもライターが取材しなければならない。
ほとんどは個別にアポをとり、電話取材をする。
これは気分的には2冊分の労力がかかる。でも、ギャラは同じ。
N氏は本音をいえば、電話取材は好きではない。
取材対象となる人が著者と親しく、
「彼(彼女)のためなら喜んで受けますよ」
といってくださる方なら問題はない。
ところが、そうでない場合もよくあるからだ。
つまり、義理でイヤイヤながら
寄せ書きを引き受けてしまったというケースである。
ただでさえ、初対面で顔の見えない相手と電話で話すのだ。
いくらライターだって、心を開かない相手と話したくなどない。
著者に依頼されて、ある医師に連絡したときのことである。
「ライターのNです。今日はAさんの著作に関して先生に
取材させていただくためにご連絡をさしあげたのですが、
お聞きになってますでしょうか?」
「ああ、まあ聞いてますけどね……」
なんだコイツは。
どういうわけか、彼は非常に不機嫌なのだ。
「では、改めて電話取材をさせていただく日と
時間を決めさせていただいてよろしいでしょうか。
ご都合のつくときでけっこうですので」
「あのね~ボクは医師としての信用があるんでねえ……
このような本に出たとなると、うちの病院では問題視されかねないんですよ」
あんた、AさんにはOK出したんだろ!
なにをいまさら、ゴタゴタと……
~ 次回へ続く
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