2008年03月17日

大木のダメ出し(1)

 ネタがないので、半年前のファーストフードで20:00。
 40歳前後の男性と、30代後半の女性がやりとりしている。
 これまたどことはいわないが、
 その理由は彼らがこの店によく出没するからだ。
 N氏がなぜこの2人に注目したかといえば、
 男性の声が「びびる大木」にそっくりだからであった。

 彼はなにやら保険の知識を、後輩らしい彼女に教えているが、
 彼女はどういうわけか、彼にため口だ。
 しかも、悔しそうにしている。
「本当に聞いてない」
「下丸子(仮名)ちゃん、オレいったでしょ?!」
「本当に聞いてない」
「いった! いいました!」
 大木は子どものように意地を張る。
 唇をかむ下丸子。

「じゃ、これについて説明してみてよ」
「…………」
「ほらこれだ!」
 鬼の首をとったかのような大木の態度。
「あのさ、下丸子ちゃん! そういうとこダメ!
 なんでも、ハイハイわかってる、っていっておいてさ、
 肝心の話を深く聞いてないじゃない!」

 説教されているのに、憮然として腕組みをする下丸子。
 これはかなり気が強そうだ。
「何度も話したはずだよ!」
「でも、さっきの話は、本当に聞いてない」
「いってるよ、オレ! ほら、またこれだ!
 そういうとこ、素直にならなきゃダメだよ、下丸子ちゃん!」
 大木は一見親しげだが、完全に先輩の目線で
 後輩のしくじりをばっさりと切り捨てた。

                 ~ To be continued
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投稿者 Napori Takao : 07:00