2008年02月14日
ガンコなふたり(2)
30代半ばの女性A子、B子が、なんと空いている
テーブル席ひとつをはさんだまま、両側の席に座り、
子どもの幼稚園の話などをしているのだ。
つまり、彼女たちだけで3つのテーブル席をなんとなく
占領しているという空間ができあがっているのである。
きっと、ここで顔見知り同士、バッタリ顔を合わせたのだろう。
だからといって、「同じひとつのテーブルに向き合って
座るほど親しくない」「席をつめて隣り合うほどにも親しくない」
という微妙な緊張感のある関係だ。
女性にはこのパターンをよく見かけるものである。
絶対的な親しさの距離感だ。
それ以上、近づけないのか、近づきたくないのか、
道端でも離れたまま延々と会話する人もいる。
道端なら、おばちゃん的感覚で「アタシ、買い物のネギ持った
ままだし、そっちに行くとつい1時間も話しこんじゃうから」
と、あえて近づくのを避ける心理もある。
これは幼い頃から自分の母親を見ていればわかる。
が、喫茶店の場合、それは考えられない。
内心ではそろそろ席をつめなきゃいけないとわかっているのだが、
移動するべきか、葛藤しているのだろうか。
いや、そんな善人にも見えない。
ニコニコ話しながら、実際に内心では
(あんたが移動してアタシのほうに来なさいよ)
(アタシが移動するのはイヤよ。あんたが来なさいよ)
なんてプライドの火花を散らしているように見えた。
~ To be continued
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