[2008年02月] アーカイブ

トランスフォーマー事件(1) (2月29日)

半額サービス期間中のTUTAYAにて19:00。 N氏は並んでいた準新作DVDをながめていた。 あ、トランスフォーマーが...

私は認めたくない女(5) (2月28日)

「ほら、松のチクチクする葉っぱ、あるじゃん?  オレ、あの葉っぱが左目の黒眼に突き刺さったことがあるよ」 「うえ~、うえ...

私は認めたくない女(4) (2月27日)

 Aちゃんの話は止まらない。 「眼科で調べてもらったら、まぶたのところに  傷ができてたらしくて、バイ菌がまたってるんだ...

私は認めたくない女(3) (2月26日)

「ところでさあ、また花粉の季節になるじゃない」 「ああ、オレはだいじょうぶだけどね」 「いいね~私、とうとう去年から始ま...

私は認めたくない女(2) (2月25日)

「私、太ってない?」 「えっ? そんなことないんじゃないの」 「あ~よかった。ほんと? ほんと?」 「ほんとだよ」  身...

私は認めたくない女(1) (2月22日)

 N氏はひさしぶりにある出版社へ出かけた。  すると、体調不良でずっと休んでいたAちゃんを発見した。 「よ~、Aちゃん、...

横山大観展(4) (2月21日)

赤いロングコートのオバサンが展示された掛け軸の前に立つと、 横山大観の絵がチカチカしてまったく見えない。 もちろん、オバ...

横山大観展(3) (2月20日)

やってきたのは上下のスーツ姿の中年女性だ。 「私はキャリア系なの!」といわんばかりに胸を張り、 背筋を伸ばして硬いパンプ...

横山大観展(2) (2月19日)

 おじさんたちは30分観ただけで  疲れてしまったのか、世間話をはじめた。 「あ~疲れちゃった!」 「ほんとほんと!」 ...

横山大観展(1) (2月18日)

重い仕事がひと段落ついた、平日の優雅な16:00。 N氏は新国立美術館の横山大観展会場にいた。 横山大観だけに年齢層が高...

ガンコなふたり(4) (2月16日)

空席はとうとうふたりの横しかなくなってしまった。 それでもガンコに動かないふたり。 目の前へひと組のカップルがやってきた...

ガンコなふたり(3) (2月15日)

ふたりの間にある、ポツンンと空いたテーブル。 関係のない人物が座りずらい空気が漂う。 ためしにN氏はその席の付近を通り、...

ガンコなふたり(2) (2月14日)

30代半ばの女性A子、B子が、なんと空いている テーブル席ひとつをはさんだまま、両側の席に座り、 子どもの幼稚園の話など...

ガンコなふたり(1) (2月13日)

世田谷通りの喫茶店、土曜日の15:00。 ふだんはそれほどでもないが、この店は週末になると繁盛する。 店が特定できてしま...

1通の年賀状(2) (2月12日)

『九十九里浜子(仮名)』さん…… いくら目を出してみても、思い当たらない。 となると、昨年取材でうかがったクライアントな...

1通の年賀状(1) (2月 9日)

お年玉つき年賀はがきの当選番号が発表になった。 庶民は番号を確認する瞬間、ささやかな夢を見る。 せめて液晶テレビ、いや、...

アタシもうヤケクソです (2月 8日)

 20代後半女性2人組がマックで話をしている。  背の高い大柄な女の子が、ある同僚のことで  ムカムカしているらしく、大...

キューピー独演会(2) (2月 7日)

「ったくよぉ、また人殺しだってよ! 昔は人殺しなんてニュースは、  みんなびっくりして、テレビにかじりついて見たもんだ!...

キューピー独演会(1) (2月 6日)

 すっかりおなじみ、大田区蒲田温泉14:00。  60代のおじさんたちが浴槽につかりながら2、3人で話している。 「タバ...

濡れぎぬ(4) (2月 5日)

 その声がしたかと思うと、トイレの入口で  バケツやらモップやらをガタンガタンと持ち込む音がした。  掃除のおばさんじゃ...

濡れぎぬ(3) (2月 4日)

N氏は待っている人には悪いが、混んでいるわけでもないので、 トイレに人がいなくなったのを見計らって出ることに決めた。 こ...

濡れぎぬ(2) (2月 2日)

トイレに入ってみると大きいほうが、幸運にもひとつだけ空いていた。 ラッキークリスマス! N氏は喜び勇んで中に入った。 そ...

濡れぎぬ(1) (2月 1日)

ネタが切れてきたら使おうと思っていたのに、 もうここでこのネタを出すはめになってしまった。 昨年のクリスマスイブ、東急田...