2008年01月24日
蒲田のワル(1)
当ブログの読者のみなさんならもうご存じ、大田区蒲田温泉。
天気のいい日曜日12:00である。
黒と青の色彩ばかりが多い刺青のおじさんが、
ちょっとお酒をひっかけた様子で入ってきた。
お父さんとやってきた幼稚園児くらいの女の子を見つけて、
「よお!」「かわいいね~」「お父さんと一緒でいいね~」
などとしつこく声をかけている。
女の子はこわいおじさんにあんまりしゃべらないので、
愛想笑いをしながら、おじさんの相手をするお父さん。
フフ、たいへんだなあ、などと様子を見ながら
風呂に入っていたN氏だったが、ふと前を向いてびっくりした。
目の前に浸かっている70代後半のお爺さんが、
N氏をものすごい形相でにらみつけているのである。
えっ、どうしたの? オレがなにか?
お爺さん、視線をぜんぜん動かさない。
とまどうN氏をよそに、眼がますます大きく見開かれる!
と次の瞬間、そのお爺さんは「ううっ」と苦痛に歪めて
体を動かした。お爺さんの枯れた口臭が水面に漂う。
ああ、そういうことか。N氏はほっとした。
黒湯の温泉では、肩から下はまったく見えない。そのお爺さんは、
おそらく下半身のどこかが筋肉痛かなにかなのだろう。
ともかく、お湯の中で痛いところをかなり無理してマッサージしていたのだ。
ところが、かなり気合を入れてやってしまったために、目のやり場まで
意識がまわらず、それともそんなことを言っていられないほど
患部が痛くて、N氏をにらみつけるおそろしい形相になったのだ。
せめて横を向いてやってくれればいいのだが、
あいにくお爺さんは器用ではない。
ともかくN氏はほっとして、浴槽を出て、自分の洗い場にもどった。
おや? 自分用に借りたケロリン桶はあるのだが、
プラスチック製の白い椅子が見当たらない。盗難事件発生だ!
~ To be continued
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コメント
ナポリさん、風呂屋通いなんですか?
それ体力ある証拠ですよ。
私もかつては通いの風呂屋を数軒おさえていたんですけどね。
もう行けません。
投稿者 fuk : 2008年01月24日 13:43
fukさんへ
コメントありがとうございます。
お返事がおそくなってすみません。
昨日は早くから外出してしまったもので。
このところ、風邪をひいてとじこもっていたので
気分転換に地元と蒲田の銭湯に続けていきました。
でも、湯ざめはするし、疲れるし、
やっぱり風邪のときにはやめたほうがよさそうですね。
いつもは週1でいっていますよ。
投稿者 ナポリタカオ : 2008年01月25日 10:07
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