2008年01月16日
インド人A君の災難(6)
「どうしたの?」
「昨日の夜デシタ。知り合いの女性の車でワタシ、送ってもらいマシタ」
「だれ? つきあってる子?」
「そうじゃないデス! 仕事の関係の友達デス!」
「好きなの?」
「そうじゃないデス! 好きかきらいかは、好きデス!」
「ああ、じゃあ好意をもってるってことね?」
「好意?」
「好きってこと」
「ハイ」
「じゃ、好きじゃん」
A君はムキになって言った。「好きデス!」
「フフフ、まあいいよ、それで?」
以下、A君の告白にみんなで耳を傾けよう。
「彼女に送ってもらったとき、用があって一度、彼女が車のそとに出マシタ。
ワタシ、ひとりになりマシタ。そのとき、車の灰皿を見マシタ。
そこにタバコの吸い殻、ありマシタ。もどってきた彼女に、ワタシ、聞きマシタ。
『この車でだれかタバコ吸ったんデスカ?』
すると彼女は、『いいえ』『タバコ吸ってるのはあなたデスカ?』『はい』
ワタシ言いマシタ。『タバコは健康に悪いデス。やめたほうがいいデスヨ』
すると彼女、言いました。
『吸うかどうかは私が決めること。私のプライベートに口を出さないでください』
ワタシ、ショックデシタ。彼女の健康を心配したんデス」
A君は涙ぐんで聞く。
「言いすぎデシタカ? 言ってはいけないことデシタカ?」
「そんなことないよ、オレだって言うかもしれないよ」
ところが、カズオが「A君の前で吸ったわけじゃないんだから、
よけいなことって言えばよけいじゃないの?」などと、
それこそよけいな口を出すので、N氏とカズオがもめた。
A君が2人の会話に割って入った。
「ワタシ、彼女にあやまるメールをこれから出そうと思ってイマス。
うまく伝わるように、文章を見てもらえまセンカ?」
~ To be continued
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