2007年09月14日

アルバイト雑誌

アルバイト雑誌を買ってきて、開くと、
運送のページに日雇いの文字が大きく出ていた。
『日雇い ホイホイサービス』
大手運送会社の倉庫やスーパーの食料品倉庫に派遣され、
働くのだという。要するに、日雇いの人材派遣会社らしい。

べつのページで運送会社やスーパーの募集はしているし、
条件もいい。だが、ライターの仕事は突然打ち合わせが入ったり、
すでにアップした案件のなおしが入ることもあるので、
やはり昼間は対応できるようにしておきたかった。
営業したばかりのところから、新規の仕事が入り、
「すぐに来て欲しい」と言われるかもしれない。

深夜に働き、短期間でいつでも辞められるように、
条件が悪いが、派遣会社を選んだ。
それにどうせやるなら、少し変わったところに行き、
あとで飯のタネになるほうがいい。
19歳のときとは違って、私も世間ズレしたのだ。

しかし、電話をかけるときになって、ためらった。
なにもわざわざ、こんなことをしなくても、いいじゃないか。
もうずっと「文科系」の仕事ばかりで、
体力が落ちているんじゃないか。大丈夫なのか。
年齢を重ねると、よけいな不安も頭によぎるし、
見えない相手への警戒感が増してくる。
くそっ、俺はこんなヘタレ野郎だったのか。

 思い切って、電話をかけた。
「はい、ホイホイサービスです」
 電話に出た中年男は、てきぱきと答えた。
「そちらで働きたいと思ってるんですが」
「あ、そうですか。時間のご希望はいつがいいですか?」
「夜7時から朝までのでお願いします」
「夜勤ですね、わかりました。お仕事はいつからできます?
 今夜からやっていただけます?」
 間髪を入れずに聞いてきた。すぐにも頼みたい、という雰囲気だ。
「はい」
 私も気が変わらないうちに決めてしまおうと思い、答えた。

        日雇い1日目10:30-12:30 ~ To be continued
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
人気blogランキングへ
 ↑ ↑ ブログランキングに参加しています。クリックで応援いただけるとありがたいです。


投稿者 Napori Takao : 07:00