2006年12月26日

ダリ回顧展&大エルミタージュ美術館展(2)

この話は前作(1)から続いています。
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解説文の「読書」に気をとられて、絵をじっくり鑑賞しない人は多いが、
解説文を読みながら、会話を楽しむマダムたちもいる。

「これは『人生のむなしさ』を表現してるんだってさ」
「ふ~ん」
「だってさ」
「ふ~ん」
正直なところ、そんなこと言われても、
なんだかわかんないというのが実感のようだ。

もちろん、これを書いているN氏にもそんなことはわからない。
が、あんたがいちいち声に出して解説文を読んでくれなくてもいい。

感動絶叫型もいる。押し寄せる感動を内面で処理できず、
しばしば奇妙な音程で口からぶちまけるのだ。

「光の加減がさあ! なんだか!」
「すごいねぇー!」
「ねぇ、すごいねぇー!」
「ねぇー!」
「ねぇー!」
お客さん、お静かに願います。
そろそろ、となりの絵にいってください。

中学生の女子美術部員3人組はさすがだ。
視点が違うのである

「なんかすぁ~空の色がすぁ~、にごってねぇ~?
「なんか、きたない感じ」
「あ!」
「なになに?」
「こんなとこに、ち~さく裸で泳いでいる人がいる!
「え、どれどれ?!」
「どこどこ?!」
「あ、ほんとだ! いるいる! 泳いでる~!」
心霊写真じゃないですよ~

                        To be continued
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投稿者 Napori Takao : 09:00