2006年12月13日

ラーメン屋の噂話(1)

11月下旬の日曜日、午後6時前後の出来事である。
N氏は小田急和泉多摩川駅から調布方面を自転車で探索中、
あるラーメン屋を見つけたので入ってみた。
店主は60代前半くらいだろうか、
妻らしい女性とふたりで店を切り盛りしているようだ。

カウンターの椅子にすわる。
混んでいそうな時間帯なのに、
客はN氏、パパと娘の親子、そして60歳前後の酔っ払いオヤジだけだ。
今日の新規開拓は失敗だったか……
そもそも酔っ払いが居すわるラーメン屋はハズレが多いのだ。

とりあえず、大きくハズレないように、
店主のごまかしがきく、スタミナラーメン(だったと思う)を頼む。

すると、テーブル席の女の子が携帯で話す声が聞こえてきた。
「うん……うん、わかってる……でもそれは私、わかんないよ~
 そういうことは、お父さんと話して」
小学生くらいの女の子だが、話しかたがずいぶん大人びている。

ビールを飲んでいたお父さんは娘から携帯を受け取り、
お母さんと話しはじめた。
娘はすでに運ばれていた餃子を、物憂げにつつく。
感情的ではないが、ささいなことでもめている。
別居中、あるいは離婚していて、
月に何回か子どもと会っているような状況なのかもしれない。

娘を何時までにうちに返してくれ、というような話なのか。
従姉妹が同じ状況のN氏にはピンとくるものがある。

そこへラーメン、チャーハン(だったと思う)が運ばれてきた。
いつしか電話は終わり、ふたりは食事を済ませると
「ごちそうさまでした」と店主に声をかけて出ていった。
ここまでは、N氏にとって、何気ない日常に思えた。
ところが、まさにここから物語は急展開を見せるのだ。

                            To be continued
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投稿者 Napori Takao : 11:32 | コメント (2)

コメント

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投稿者 Christian : 2007年06月17日 02:00

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投稿者 ナポリタカオ : 2007年06月18日 11:56

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