2006年11月13日
前世の生活
私は古い洋館の2階を借りて住んでいた。
玄関を開けると、ワンフロアーにキッチンやリビング。
部屋の3方向に窓があり、カーテンがかかっていた。
現世の私は絵画が好きだが、当時の私もよく描いていたようだ。
前世のビジョンで自分が描いた絵を見るのは不思議な気分だった。
人物画ではなく、風景画が多かった。
とくに海、川、湖の絵を描くのが好きだったようだ。
海はいつも2階のアパートの窓から眺めていた。
そして私はなぜか、夜を好んで描いていた。
でも不思議とさびしい感情はない。
どんな気持ちで日本を出たのか、という記憶が
よみがえってこないのをみると、現世の自分がそうであるように、
外国へ出ていくのに、まったくこだわりを感じなかったのだろう。
「どこに住もうと、人間は同じだ」という感覚だ。
ただ、自分がその土地の人間でない、という「よそ者意識」はあり、
日常起きる出来事を傍観視していた面はあったようだ。
そんな私もこの国か、近くの国で勉強していた。
なにかはわからないが、その学費や生活費を捻出するために、
双子の姉妹のほかにも生徒を持ち、ピアノを教えていたのだ。
親友(長男)は私の通う裕福な家の息子で、馬に乗るのが好きだった。
どちらかといえば勉強嫌いで、冒険好きである。
私が屋敷に泊まらせてもらうこともあったが、
彼もよく私のアパートを訪ねてきた。
私たちは自分の馬を持っていたので、2人で馬に乗ってよくパブに出かけた。
私はいつも彼の悩みを聞く立場だった。
ビジョンに出てくる言葉は、英語だった気がする。
しかし、言葉よりも想いとして伝わってくるので、内容は理解できた。
彼は親の指図を受けず、自由に生きたいという信念を持っていた。
「家庭の伝統に縛られたくない。ここにいたくないんだ」などと言う。
「それなら、いつまでもここにないで、どこかほかの町やほかの国に行くとか、
すればいいじゃないか。早く仕事を見つけたろよ」
と私はいつもアドバイスをするのだった。
しかし、彼は煮えきらない。そこまでの勇気がもてないのだった。
To be continued
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コメント
こんにちは。
絵を描き、ピアノを弾き、馬を持っていて、乗馬を楽しむ・・・
ちょっとすてきな前世のようですね^^
あっ、来月の予告が載っていますね。
ナポlリさん自伝、超大作青春モノですか^^
おもしろそうです♪
<警備員、もとヤクザかも・・・。
強盗気の毒だけれど、笑っちゃいますね。>
投稿者 ひまわり : 2006年11月13日 14:52
ひまわりさんへ
コメントありがとうございます。
そうなんです、私がへんなおじさんです、
じゃなくて、ボクの青春時代のある一幕を綴ってみようかと思います。
これも実録です。みなさんあんまりご経験のない世界の話です。
原作はシリアスに書いたんですけど、
ちょっと笑いを入れておもしろくできたら、と思います。
よろしくお願いします。
あ、コメントごらんのみなさん、ひまわりさんの
<警備員、もとヤクザかも・・・。
強盗気の毒だけれど、笑っちゃいますね。>
は、ひまわりさんのブログのニュースネタに関係があります。
いつもおもしろいニュースをとりあげてる方なので、
まだごらんになっていない方は、ぜひどうぞ!
投稿者 ナポリタカオ : 2006年11月13日 16:01
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