2006年10月04日

第1章 私のなかにだれかいる ~不思議なビジョン

3歳くらいの頃、私は自宅前の道路で奇妙な体験をした。
遊んでいると、突然、まわりの音がすべて消えてしまい、
現実の世界にオーバーラップして、べつの風景が現われた。

それは、まったく音のない世界。しかし、妙にリアルだった。

何度か、大きな外国客船のビジョンを見た。タイタニックほど
豪華な客船ではないが、過去に存在した、とても古びた船だ。
その船の中に自分がいるような気がした。
しかし、もう一人の自分が外側から、俯瞰でそれを見ているのだ。
船は煙を出して、ゆったりと海上を航海していた。

夕陽が落ちていく。きらめく波が見える。
やがて乗客が見えるほど、ビジョンはクローズアップされた。

乗客の多くはこちらの世界に気づいていないようだったが、
わずかな人が私に向かって手を振っていた。
彼らにはこちらの世界が見えていたのだろうか。
彼らは私がいつも生活していた、あの頃の日本の町並みを見ていたのか。
それとも、時代のちがう、まったくべつのビジョンを見ていただけで、
私は彼らが通りすぎる景色とシンクロしただけなのか。

いろんな次元が入り混じった、空間の狭間の世界。

私は船のおもちゃが好きで、たくさん持っていたが、
この客船が「自分の前世」に関係があるらしいとわかるのは、
それから数十年先のことだった。

                 To be continued
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投稿者 Napori Takao : 11:30 | コメント (4)

コメント

何か夢の中で見たような感じがしますね。
映画かな、でも何かどこかで見た光景ですね。

投稿者 団塊世代が心と身体とお金の健康を考える!byヤスオ : 2006年10月04日 19:52

わあ~、こんなお話大好きです!

ある人が子供のとき、戦車のおもちゃ(?)ばかりで遊んでいたそうなんですよ。
大人になって、過去性で兵隊さんだったことがあるとわかったそうです。

越智啓子先生のセミナーに行くと、前世の話がでてきます。
先生は76回((?)生まれ変わり、そのうちインディアンだったことが6回(?)あるとか。
だからインディアンの格好をすると気分がハイになる、とおっしゃっていました。
次回も楽しみ~~~♪

投稿者 ひまわり : 2006年10月04日 21:07

よいよ始まりましたね!
「神の指先」をもつ人の話を、鉄の鼻毛を持つ男が書くなんて感動的ですね!!
期待していますよ。

投稿者 寝太郎 : 2006年10月04日 21:26

ヤスオさん、ひまわりさん、寝太郎さんへ

コメントありがとうございます。
みなさん、いつもより高いテンションでありがとうございます。
ニュースネタ、このところ……だったからかなあ、
と、うれしいような、さびしいような……
長い話ですから、最後までがんばります。

投稿者 ナポリタカオ : 2006年10月05日 10:17

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